この記事でわかること
・ゴミ拾いボランティアのメリット
・北海道のゴミ拾いイベント
・道路などのゴミ拾いに使う袋の種類
・ボランティア袋の受け取り方法
・ゴミの分別と捨て方
春になり、雪解けとともに道にあらわになるのが大量のゴミ。道路沿いにたまるゴミの多さに驚きます。
通勤、通学の人が多く行き交う場所に
こんなにゴミが放置されていました。
先日、住みたいまち第2位に選ばれたばかりの札幌が、こんなに汚れていていました。とても気になったので、ごみ拾いをすることにしました。
ごみ拾いボランティアに参加することのメリット
- 地域の美化と環境保護の貢献
- コミュニティの結束力や地域意識の向上
- 自然環境の保護と生態系の改善
- 啓発活動による環境意識の啓発
北海道のゴミ拾いイベント
昨今は、ごみ拾いのイベントも多く行られるようになっています。北海道でもさまざまなごみ拾いイベントが行われています。
Hokkaido海のクリーンアップ大作戦 毎年北海道各地で行われているようです。2023年度は終了
スポGOMI ごみ拾いにスポーツのエッセンスを盛り込み、チームで参加するイベント。2023年は9月2日(土)に開催。
Kind Summit 札幌市内で第2、第4日曜日に美化活動をされている方です。皆でごみ拾いをしている様子をインスタで紹介されています。
ボランティア袋の受取り方法
札幌市での一般家庭におけるゴミは、燃やせるゴミ、燃やせないゴミは、ともに有料の袋に入れる決まりになっています。でも、自分が出したゴミじゃないのに、有料の袋を用意するのはちょっと…と思っていたところ、札幌市ではボランティア袋の配布が行われていることを知りました。
市では、ボランティア袋が配布されているのですね。
ボランティア袋の配布場所
札幌市のHPを参考に調べて簡単にまとめてみました。
ボランティア袋は、市役所12階環境事業部循環型社会や各清掃事務所のほかに、各区役所地域振興課、各土木センターのほかに、各まちづくりセンターで配布を行っています。きっとお住いの近くにもあるかと思います。私はまちづくりセンターでボランティア袋を受け取りました。
まちづくりセンターは市内に86か所あります。
受取りには申込書が必要
ボランティア袋を受け取るためには申込書の記入が必要です。申込書に記入する内容は、
・名前(個人・団体)
・電話番号
・住所
・実施期間(決まっている場合)
・利用人数
・実施場所(道路、公園、河川など)
・袋の希望枚数(40リットルと10リットルがあり、個人の場合は20枚、団体は200枚と上限あり)
以上を記入し提出するとその場で袋を手渡されます。
ちなみに札幌市のHPから申込書をダウンロードし、事前に記入してから持ち込むこともできます。
ボランティア袋の使用方法
家庭用のゴミ袋と違い、ボランティア袋使用にあたり、気を付けなければならない点がいくつかあります。
使用できるものとできないもの
使用できる | 使用できない |
公園や道路などのごみ | ごみステーションの違反ごみ |
カラスなどの被害で飛散したごみ | 私有地や団地などのごみ |
公園や道路の街路樹から私有地に飛散した落ち葉 | イベントやお祭りででたごみ |
分別した資源物をそれぞれの収集日に出す場合 |
ルールを守ってボランティア袋を使いましょう。
ボランティア袋の分別方法
袋は1種類しかないけれど、分別はどうしたらいいの?
燃やせるごみと燃やせないごみに分別する
燃やせるごみ➠草木類、紙類、プラスチック、ペットボトル
燃やせないごみ➠びん、缶、金属類
プラごみやペットボトルも燃やせるごみ!?
ボランティア袋のごみは埋め立て処分される
札幌市のHPによると、ボランティア清掃で集まった資源物は、最終的には埋め立て処分されます。リサイクル推進の観点からみると、プラごみやペットボトルは透明の袋でそれぞれの資源物の収集日に出したほうが良いです。
※空き缶を拾った場合
ボランティア袋に入れて、「燃やせないごみ」に出す・・・・・・・・・・〇よい
札幌市HP ボランティア袋を無料でお渡ししています/札幌市 (city.sapporo.jp)
透明または半透明の袋に入れて、「びん・缶・ペットボトル」に出す・・・◎よりよい
注意点・まとめ
・ごみステーションの違反ごみには使えるの?
→NO! 使えません。ただし、カラス等による散乱ごみには使用できる。自己回収されない違反ごみは各清掃事務所に相談しましょう。
・ごみステーションに1度に排出できる量の目安は 400 リットルまで。
・私自身、ごみ拾いを行ってみて持っていくと良いと思ったのは、ごみ拾い用のトングや軍手をはめること、虫よけ対策です。
日本は一般的にきれいな国として知られていますが、ごみ問題はまだまだ存在しています。公共の場や街路に放置されたごみをひとつでも減らすための行動をわたしたち一人一人が意識していけば、さらに住みよい街になると思います。